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ブログ、副院長のつぶやき

綾瀬のオールスポーツ整骨院でシンスプリント、脛骨過労性骨障害を治しましょう。

綾瀬のオールスポーツ整骨院です。
今日は、脛骨過労性骨障害について書きますね。よく、シンスプリントと呼ばれたりしますね。
当院でも陸上部の選手やサッカー部の選手でこの症状に悩んでいる選手がいます。
脛の痛みのことですが、実際には何が起こっているのでしょうか。

a.病態

脛骨過労性骨障害とは、反復する運動によって脛骨に何らかの障害が起こった状態をいい、
脛骨過労性骨膜炎と疲労骨折が主な障害である。
脛骨過労性骨膜炎の症状は脛骨内側あるいは後内側の筋群(ヒラメ筋、長趾屈筋、後脛骨筋、特にヒラメ筋)の牽引により、脛骨骨膜に損傷や炎症をきたした結果であると考えられている。よって原因筋により、痛みの位置が多少異なると思われる。下腿上1/3あたりの内側の痛みは主にヒラメ筋で、それより後側になると後脛骨筋、中1/3の内側で長趾屈筋が原因となっていると思われる。

公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p123より引用

ふくらはぎの筋肉によって骨膜が引っ張られて痛みが発生するということですね。

b.発生機転

ランニング、ジャンプ、ターン、ストップなどに伴う反復性の足関節底背屈により、下腿後面内側の筋群の疲労が起こり、これらの筋の伸展性低下を引き起こす。さらに足部の疲労による衝撃緩衝能の低下や足部の過回内も原因となって起こると考えられている。

公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p123より引用

過回内というのはわかりやすく言うと足のアーチがつぶれてしまう偏平足のような状態ということです。

走る量や練習量が急に増えたり、オフがなかったり、硬い地面(アスファルトなど)、新しいシューズに変えたばかりなどの
タイミングでこの痛みは発生しやすいとされています。

オーバーユース、急激な運動量の変化、サーフェスやシューズの変化

これがポイントです。

偏平足かどうかはもちろん、動的アライメントのチェックも大切です。
動的アライメントというのは以下の写真のように、
股関節・膝関節・足部の状態を診ます。ニーイントゥーアウトといって、膝が内に入って、足部が外を向くことを指します。
このアライメントはとても危険です。膝の大けがに繋がるリスクもあるためニーイントゥーアウトについてはまた今度詳しく書きますね

 

足部が回内する、外を向くと足のアーチは潰れてしまいます。
アーチが潰れることで、ジャンプやダッシュなどの衝撃緩衝機能が低下し、その衝撃はダイレクトに脛に伝わってしまうのです。
これが、原因のひとつです。

つまり、根本的に解決する為には足のアーチの機能改善が重要です。
以前にも紹介しましたが、みなさん足のゆびでじゃんけんはできますか??

グーチョキパー、しっかり曲げ切ってしっかり開ききることができますか??

偏平足や、シンスプリントなどの痛みに悩んでいる方の多くは足趾の機能が低下しているため、このような運動療法を入れていきます。

ふくらはぎや足の裏をゆるめたらその瞬間は楽になるけど、また運動量が増えると痛くなるという悩みを抱えている選手は多くいます。

繰り返さない為に当院ではこのように実際の動きの中での問題をチェックし、根本的な解決を目指しています。

ぜひ一度ご相談ください。

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