先日陸上の練習中に足を捻ってしまいパンパンに腫れた足で来院してくれた学生がいました。

内出血とむくみがひどく、循環がかなり低下している状態でした。

大切な試合が15日にはあるということでそこには必ず間に合わせたいという事情がありました。

こういったケースでも大切になってくることは前回の記事でも書いた【段階的負荷設定】です。

ゴールを決めて逆算しながらリハビリの負荷を上げていきます。

まずは超音波などの物理療法による炎症の除去と手技療法による可動域の回復です。

そこからは前回の記事にあるような手順で進めていきます。

足関節の捻挫の場合、

チューブによる非荷重での足関節周囲の筋力トレーニング、カーフレイズなど荷重位でのふくらはぎの筋力トレーニング、

バランスディスクやBOSUを用いたバランス系トレーニング、ボックスジャンプなどを用いたプライオメトリクストレーニング、実際の競技動作のcheckなどが主なアスレティックリハビリテーションの内容です。

これらの内容を患部の状態を診ながら少しずつ進めます。

そんな競技復帰への過程を経て、この学生は12月15日(日)に第27回全国中学校駅伝大会に出場します！！

東京都代表は足立区立第十一中学校陸上部です🔥🔥

髙梨くんはこの大会に間に合わせるために毎日20分かけて自転車で当院にリハビリに通っていました。

言わなくても教えたセルフケアやトレーニングを

コツコツコツコツ🐢

地道に目標に向かって取り組む姿勢からは、私たち自身が学ばされる日々でした。

立派な学生アスリートです。

ほんまにこういったはっきりとした目標を持ってコツコツ頑張る選手の頼れる場所で在りたいと改めて感じました。

私たちは選手や親御さんが「なんとかこの日には間に合わせたい！」という目標・目的を一緒に達成する場所で在りたいと考えています。

滋賀県で行われます。当日のレースはYOUTUBEで生中継されますので皆様ぜひ応援お願い致します！！

http://www.zenkokuekiden-shiga.jp/images/youtubelive.pdf

髙梨君、リハビリほんまにようがんばりました。コツコツ積み重ねたけえ大丈夫！明日は思い切り走りきってきてください🔥

東京から応援しています！！